超音波(エコー)検査とは、超音波を医療の分野に応用して利用し、内臓や血液の流れなどの状態を確認する検査です。検査は体の表面に検査用のゼリーを塗って、プローブと呼ばれる超音波探触子を軽く当てるだけで実施できます。被ばくなどもなく人体に悪影響がない検査であり、妊娠中の赤ちゃんの状態を調べるためにも使われ、安全性の高い検査です。痛みや不快感なども特にありません(多少圧迫されることはあります)。また画像検査の中では安価というのも利点のひとつです。使用する検査用ゼリーは簡単に拭き取ることができ、刺激がないため幅広い方が検査を受けられます。
検査は長くても30分程度と短時間で詳細な情報を得ることが可能で、リアルタイムの動きや状態を把握することもできます。
ただし、骨や空気を透過できないため、検査に不向きな場所・臓器もあるというのが短所です。
超音波エコー検査