糖尿病の患者さんに生じる足の病気をまとめて「糖尿病足病変」といい、糖尿病の慢性合併症の1つでもあります。
糖尿病足病変の代表的なものとしては、足や足爪に生じる水虫(白癬症)や足の変形・タコ(胼胝)・うおのめ(鶏眼)、足の感染症・潰瘍・壊疽などがあり、幅広い病態が含まれます。
自覚症状として、以下のようなものがある方は糖尿病足病変に対して特に注意が必要です。
- 足が傷つきやすく、治りにくい
- 靴擦れが起きやすい
- 足の感覚が鈍い
- 血行不良などがあり足が冷たい
- 腰痛などがあり日々の足の観察やケアが困難である